■■ ときめきバスタイム  ■■





「背中流してあげるー!」
「ぎゃーっ!?」
「…もうちょっと可愛いリアクション取ろうよ…ぎゃーて」
「だ、だって…急に入って来るから…」

俺、全裸だし?

「体洗ってあげる」
「え、いいよぅ、一人で出来る…」
「良いから良いから」

扉を閉め、裸の宮田さんに後ろからくっつく。

「宮田さんの肌、すべすべ〜」
「やだ、くすぐった…んっ」

掌にボディーソープを手に取り、泡立てる。

「まずは背中だね」
「え、ちょ、ホントに洗うの!?」
「ホントホント」

まっさらな背中に手を這わせる。

「何かくすぐったい…」
「我慢して」
「んっ…」

そう言ってうなじに口付ける。

「んぁっ」
「宮田さん、くすぐり弱いよね」
「だ、だって…んっ」
「背中撫でてるだけなのに」

両腕を細い腰にまわし、抱き付く。

「な、何…」
「今度は前も洗ってあげる」
「えぇ!?いい!」
「遠慮しなぁいで」

腕に力を込めて、身をよじる宮田さんを封じ込める。

「うー…」
「大人しくしててね」

右腕は腰にまわしたまま、左手で胸や腹を撫でまわす。

「んっ…ん……は」

鏡に宮田さんがくすぐったさに耐える表情が映ってるのが目に入る。
ヤバ…すげぇクる…。

「ココも…ちゃんと洗わないとね…」

耳元でそっと囁いてから、綺麗なピンク色をした乳首を人差し指でこねる。

「んぁッ!ぁ、や…!」

宮田さんはびくん、と体を弾かせた。

「ゃ、やだ…っ!」
「駄目だよ、ちゃんと洗わなきゃ…」

耳たぶを甘噛みして、乳首を弄り続ける。
段々と弾力が出て来て、つまめる程度にまで硬くなった。

「や、め…んっ!」
「反対側も洗うね…」

腰にまわしていた手で硬くなった乳首をつまんだりこねたりしながら、反対側の乳首も弄り始める。

「ぁ、あ…!やっ…ぁ!」

ボディーソープの所為で、滑る様に動く手が少し楽しかった。

「コッチも…洗おうか」
「んあッ!」

宮田さん自身に手を伸ばすと、少し勃っていた。

「宮田さんは…乳首弄られちゃうだけで勃っちゃうんだ…?」
「違っ…ん!ぁ、あ…ッ!」

耳に舌を差し込んで、出来るだけいやらしく囁く。

「ねえ…浴槽に手、ついて?」
「ぇ…?」
「良いから」

よろけながらも立ち上がり、浴槽に手をついた宮田さんは、
多分自覚してないんだろうけど、桃尻をこちらに突き出す形だ。

「なに…するの…?」

とろん、とした甘い声に思わず慣らさないで突っ込みたくなる。

「可愛いお尻」

ちゅ、と軽く口付けてからもう一度ボディーソープを手に取って、指に絡める。

「ゃ、やだ、まさか…無理……んぁあ!」

指が一本、秘部に差し込まれて宮田さんは高い声をあげた。

「でも、簡単に入っちゃったよ」

抜き差しを繰り返すと、宮田さんの声も甘くなって来た。

「ぁ、は……ん…っ」
「指…増やすよ」

 つぷ…

「ゃあ!あ…ぁ…!」
「凄い…根元まで一気に飲み込んじゃったよ…」
「んんっ…!ぁ…ぅ…」

 ぐちゅ…ぐちゅん

「あぁ…っん、ぅ…!」
「これなら指、もう一本イケそうだね」
「は、ぅ…無理…っ!」
「大丈夫だって」
「や、やだっ…ぅあ!あ…っ!」
「ほら…入った」

三本の指を熱い中でばらばらに動かす。

「宮田さんは…」
「ひぁっ!んぁ!や、ぁあ!」
「ココ…好きだよね」
「ぁ、や…んんッ…はぅ、あ!」

熱い中のとある一点を重点的に擦る。

「あんっ!あ、ゃ…あ!」

擦る度に、びくびくと反応する背中が可愛くて。

「ゃ、も…イッちゃ…あぅ!」
「え、それは困るなぁ」

 ずりゅ…っ

「あぁ!っ…は、ぁ…」
「一緒にイキたい」

指を引き抜いて、完全に勃ちきった自身を宮田さんの秘部にあてがう。

「ぁ…」
「挿入れるよ…」

背中に軽くキスを落とし、腰を一気に進めた。

「あぁッ!」
「すご…中…あっつい…」

締め付けだけで軽くイキそうになる。

「宮田さん…先走り…出てる」
「んっ!…ゃ…あ」

宮田さん自身を軽く握り込む。
先端に指を突き立てると、中がぎゅっと締まった。

「ちゃんと洗い直さなきゃ」
「や、だ…!」

宮田さんの抵抗は聞かなかった事にして、またボディーソープを手に取り、泡立てる。

「ソープランドってこんな感じなのかなぁ」
「ひぁッ!ぁ、や…知らな…んぁ!あ…!」

宮田さん自身を擦り上げる度に、中がぎゅっと締まる。

「嗚呼…もう駄目、動かせて」
「ぇ…?っあぁ!んぁッ!あっ!」

腰の動きと手の動きを合わせる。

「はぁ、あ!あん!んぁっ!」
「っ…いつもより、締まり、良くない?」
「わか…な……ぁあ!やっ!んはぁ、あ!」

 ぐぷっ…ぐちゅっ…

「やば…俺…イキそ…」
「ぁう、ぁ!あっ、や…やぁ!」

俺の切羽詰まった呟きなんかは宮田さんの甘い喘ぎ声で消されてしまった。

「ゴメン…中に出す…!」
「ふぁ、あぁぁ…!」

 ドクンッ…

「宮田さんも…ちゃんとイッたじゃん…」
「ぁ…ぅ……ん…」

事後、直後の宮田さんはとろっとろにとろけていて、また襲いたくなるオーラ全開なんだよな…。

「中に…出したぁ…」
「あー…それはほら、勢いで…」
「事後処理、大変なんだよ?」
「俺が掻き出してあげよっか」

背中に抱き付くと、顔をぺしりと叩かれた。

「また悪戯するから駄目」
「ちぇっ」

火照った肌が艶っぽくて。

「宮田さん、こっち向いて?」
「何?」

口付けた。
吸い付いて、舐めて、掻き回して。

「んは、ぁ……は」
「ねぇ、もう一回…」
「やらない」
「えー」
「のぼせちゃうでしょ!」
「じゃああがってから…」
「しない!」
「えぇー」

…襲うけどね。






▲end