■■ 脳内パーセンテージ ■■





俺の頭の中はいつも宮田っちでいっぱいだ。
数字で表したらきっと100%。
自分でも不思議な位、四六時中宮田っちの事考えてる。


「うーん…40%位?」
「低ッ!!」
「そうかなぁ」
「そうだよ!俺はいつだって100%、宮田っちの事考えてるのに!」

『一日に何%俺の事考えてる?』

…なんて陳腐な質問をしたら、がっかりと言うかある意味期待を裏切らないと言うか何と言うか。
俺の淡い期待は儚くも一刀両断されてしまった。

「僕だって色々忙しいんだよ」
「なっ…俺だって忙しいよ!」

困り顔で頬を膨らませる宮田っちに、俺は勢い良く身を乗り出したんだけど。
 むにっ。
痛くない程度に頬をつままれた。

「僕はね、直ちゃんと居る時は100%直ちゃんの事考えてるよ」
「…当然じゃ…ッいひゃい!!」
「最後まで聞いて」

頬を抓る力が弱まって、細い指は頬に添えられるだけになった。

「だから、ずっと僕と一緒に居て…?」

首を傾げて此方を上目遣いで見上げる仕草に呼吸が止まる。

「あーもう…100どころか200%だよ…」
「えへへ」


俺の頭の中は宮田っちでいっぱい。
数字で表したら…きっと∞。





▲end